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香川県で掃海艇の入港 ~翠光堂仏壇店~

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こんにちは。翠光堂の髙橋です。

香川県に小旅行してきました。香川県は雨が少ないそうですが、また雨を降らせてしまいました。四回ほど行っていますが、毎回雨です。

高松の港を散歩中、曇天の中ちらほら人が。カメラを首からぶら下げている人も。何かと尋ねたら、海上自衛隊の船が高松港に入港するとのこと。

年に一度、この時期に入港し掃海殉職者の慰霊の為、金毘羅神社へ参拝に来るそうです。

掃海というのは海に埋まった機雷(爆弾)の撤去をすることで、過去の対戦で世界各地の海に仕掛けられた地雷の様なものを探し、処理することに従事している船を掃海艇といいます。

特に興味があったわけではないのですが、折角なのでと待ってみました。

どんどん近づいてくる船に、みるみるテンションが上がり、接岸の一挙手一投足をじっとみていました。

うらが1

よく考えると見上げる程の船が港に停泊している姿は見ることがあっても、接岸する瞬間を見る機会なんてそうそうないです。タグボートという補助船が待ち受けていて、湾の外でエンジンを切った母艦はそれに押されて入港してきます。ビル程高い船がジワジワと迫ってくるのは圧巻です。

うらが2 うらが3

母艦の「うらが」が接岸後「すがしま」と「つのしま」という掃海艇が入港します。こちらが実際の撤去作業をする船で、なんと木製。機雷は鉄に反応して爆発する物もあるそうで、木製やプラスチック製などが主流だそうです。

すがしま

因みに、色んな知識は見に来ていたマニアの方々が丁寧に教えて下さった物です。

いや~、いい経験でした。

掃海艇