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日別アーカイブ: 2016年7月11日

お盆提灯。 ~翠光堂仏壇店~

お盆の必需品、お盆提灯について大まかに違いを書いてみました。

①『絵が動いているように見える廻転(かいてん)提灯と、灯りがついているだけの行灯(あんどん)型提灯があります。』
廻転提灯はお盆らしい雰囲気がありますが、どちらでないといけないという決まりはありません。 
落ち着いた雰囲気で高級感があり、絵柄がよく分かるという理由から最近は行灯型を選ばれる方が多いです。
②『提灯の火袋』 明るくなる部分のことです。絵が描いてあったり、家紋が入っていたりします。
その部分が和紙もしくは絹張りで価格が異なります。絹張りの方が丈夫で光沢があり、高級感もあるので高価です。
また、高級品になると火袋の部分が二重(内側が和紙で外側が絹張り)になり、両方に絵が入って奥行きのあるとても趣のある仕上がりになっています。
③最後に『骨組み』の部分です。木製かプラスチック製かで価格が異なります。もちろん木製の方が丈夫で高価です。
同じ木製でも、漆塗りであったり、蒔絵入りですと大きく価格が変わります。
②と③が大きく価格に関係していますが、伝統工芸士の方が作製された品物や現代型の提灯などは例外となる場合があります。
通常店頭では1個ずつ販売されています。(1対入りの商品はそのように明記されています。)
家紋を入れをご希望される場合は2~3週間ほど日数が必要です。

 

くわしくは翠光堂仏壇店までお気軽にご相談ください。 ☎ 0120―577―510