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日別アーカイブ: 2017年2月19日

恵心僧都千回忌合同法要 ~翠光堂仏壇~

こんにちは。茨木店の髙橋です。

ニュースをチェックしているとこんなニュースが。

「天台宗の森川宏映座主が西本願寺で史上初めて合同法要営む」

「浄土教の祖」とされる恵心(えしん)僧都(そうず)源信の千回忌にあわせ、天台宗総本山・比叡山延暦寺(大津市)と浄土真宗本願寺派本山・西本願寺(京都市)が2月14日、西本願寺で合同法要を史上初めて営んだ。

比叡山と西本願寺は室町時代の寛正6(1465)年、本願寺の蓮如上人の積極的な伝道に危機感を抱いた比叡山が「仏敵」と称し、当時の大谷本願寺を破壊したなどの歴史がある。

源信は仏教書『往生要集』の著者。浄土宗の宗祖・法然や浄土真宗の宗祖・親鸞に影響を与え、西本願寺では親鸞が選定した「七高僧」の1人に数えられている。

この日、西本願寺の阿弥陀堂で営まれた法要では、天台宗の森川宏映座主(91)が儀式を行う導師を務めた。森川座主が合同法要への感謝などを述べた後、礼装にあたる豪華な袈裟(けさ)を身にまとった両寺の僧侶約20人が声をそろえて念仏やお経を唱えた。

延暦寺は2月17日に浄土宗総本山・知恩院(同市)でも初めての合同法要を営む。

僕は宗教家ではないので、各宗派の真髄となる物まではわかりませんが、

分かれている両者が歩み寄り、また新しい未来の一歩を踏み出した様な気がします。

宗教用具を扱う者としてとても嬉しい気持ちになりました。

こういった機会が増え、仏教全体がより身近に広がっていけばと思います。