こんにちは。翠光堂です。
舞台「汗が目に入っただけ」を観に行ってきました。

鈴木保奈美さんが主演。他にもテレビでも活躍されている役者さんが多数。
鈴木保奈美さん演じる母親が亡くなり、家族がお葬式の段取りで揉めていくのを、幽霊として見守り、解決していこうと…という、家族の想いを紐解いく感動のストーリーなんやろな~と観ていました。
ですが、ちょうど半分位で「ピ―――――!」というホイッスルの音と共に、客電が明るくなり、サッカーの審判風の女性が登場。ここから舞台の毛色がガラッと変わります。
本タイトルの上にあるサブタイトル「エクストリーム・シチュエーションコメディ(kal)」これがこの舞台の最大の魅力?!
実は、役者は全員計測バンドを巻いて舞台に立ち、消費カロリーで競い合っていたという設定。急に芝居が大振りになり、全員関係のないシーンでも動き回ってカロリーを消費。実況中継も入って、本筋の芝居を続けながら、カロリー消費の競り合いをするという、なんとも不思議な展開に、観ている方は困惑しながらも、徐々にその世界に引き込まれ、気付けば笑いまくってました。
ただ、この面白要素だけでは終わらず、全員が消費カロリー試合を途中で放棄し、本筋の芝居に戻るんですが、ここの空気感の変化と役者さん達のスイッチがガラッと切りかわり、さっきまで笑っていたのに、気付けば感動して涙を流していました。感情のふり幅大きすぎる。新感覚でしたが、とてもいいお芝居でした。
コロチキの西野さんが出ていたんですが、途中までそのことを忘れていて「いいお芝居と声の役者さんだな~」と思っていました。西野さんと気づいた時はびっくり!これから役者さんとしてお見かけする機会が増えそうな予感。
物語の本筋のお葬式で家族が揉めるという所は、仕事柄よく見聞きする事があったり、鈴木保奈美さんの役名が母と同名だったり、兄弟構成と個々のキャラが自分の家族と似ていたり、何かと親近感を感じながらも、母にエンディングノートを書かせようとあらためて思いましたw