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月別アーカイブ: 2025年9月

岡山旅行~大阪の国産仏壇専門店・翠光堂~

こんにちは。翠光堂です。

今回、夏休みを利用して、岡山県の玉野市で宿をとり、香川県の直島や、倉敷市の美観地区、吉備津神社などを巡りました。アートにまみれた二日間となりましたが、大阪からもこんないい所があったんだと、感じられました。

アートモードだった二日間に、iPhoneに入っていた画像を連張りw

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エモいとはこういうことなのでしょうかw

吉備津神社~大阪の国産仏壇専門店・翠光堂~

こんにちは。翠光堂です。

岡山県といえば「桃太郎」この物語のもととも云われる温羅退治のお話が伝わっている神社。温羅という恐ろしい者を退治した「キビツヒコ」を祀る神社です。

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本殿は「吉備津造」といわれる2つの屋根を並べた屋根形式で、唯一のかたちだそうです。

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本殿横からつながる398メートルもある回廊も有名です。途中には温羅の頭を窯で煮たという伝承からきている「鳴釜神事」おこなう御釜殿などにも繋がります。

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この神社は「縁結び・夫婦円満」「安産祈願」「長寿」「金運上昇」など幅広い願いを祈願できます。学業や芸事の祈願をされる方も多いそうです。

僕は一心に「〇運上昇」を願っておきましたw

児島虎次郎記念館~大阪の国産仏壇専門店・翠光堂~

こんにちは。翠光堂です。

大原美術館のあまりにも多い展示に、少し疲れながらも、折角だからと向かった「児島虎次郎記念館」

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ホンマに行って良かった。

旧第一合同銀行倉敷支店のその建物がまずかっこいい。平成28年まで、本当の銀行として機能していたそうです!

一階のホール、僕らが銀行に行くと入れる受付があるスペースは、古代エジプトや西アジアの美術品が展示されています。

二階と三階には、児島虎次郎氏の絵画が展示されています。氏の作品好き~。

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光に色が着いていて、夏の一場面だと思うんですが、涼しさと温かさが共存して、とても心をつかまれる。

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ピンクで艶のある服を着ている女性と、少し暑そうな日向のコントラスト、展示室の赤い壁もあいまってか、熱を感じる絵。(この館は、作品を撮影するのはOKだそうです。ちゃんと確認しました◎)

氏の作品は、どれもそこに温度があって、思わず触りたくなってしまいます。写真は撮っていませんが、幸せそうな家族を描いた「酒津風景」という作品なんかは、秋の肌寒さと西日の温かさがさらに家族を幸せにしている様に感じました。

また観に行きたいなぁ~。

大原美術館~大阪の国産仏壇専門店・翠光堂~

こんにちは。翠光堂です。

倉敷美観地区。前日の直島からアートモードに入っていたので「大原美術館」にも入ってきました。

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倉敷を基盤に幅広く活躍した事業家大原孫三郎が、前年死去した画家児島虎次郎を記念して1930(昭和5)年に設立した、日本で最初の西洋美術中心の私立美術館です。

日本美術のコレクターでもあった孫三郎は、友人でもあった虎次郎の才能と、美術に対する真摯な姿勢を高く評価し、三度にわたる渡欧を促します。虎次郎は、そこで制作に励むかたわら、孫三郎の同意のもと、日本人としての感覚を総動員してヨーロッパの美術作品を選び取るという作業に熱中しました。
明治の気骨を持つ虎次郎の選択は、東洋の感覚と西洋美術の精華との真剣勝負でした。彼は、エル・グレコ、ゴーギャン、モネ、マティス等、今も大原美術館の中核をなす作品を丁寧に選び、倉敷にもたらしました。

明治や大正という時代に、今でも人の心をうつ美術品を熱心に収集し、ただのコレクションで終わらず、自らの美術館を設立したその財力はもちろん、計り知れない情熱は、現代の日本美術のとても大きな基盤になっているんだと、この美術館の建物と、作品群を体感すると自ずと感じられます。

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ここでの入場券で、主に西洋絵画が展示される「本館」、蔵の様な建物に沢山の陶磁器が展示された「工芸・東洋館」先で出てきた児島虎次郎氏の作品が展示された「児島虎次郎記念館」が観れます。めちゅくちゃ価値があるので、美観地区に行かれた際は、ぜひお立ち寄りください。