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ご寺院様で行われた正信偈の勉強会に参加させていただきました。

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御寺院様のご厚意でいつも参加させていただいている正信偈(しょうしんげ)の勉強会に参加させていただきました。西福寺様 いつも貴重な体験をさせていただき、本当にありがとうございます。

正信偈の中に五劫思惟之摂受 重誓名声聞十方という文があります。

この五劫(ごこう)という言葉は落語の『寿限無(じゅげむ)寿限無 五劫の擦り切れ・・・』にも出てきますが、五劫の『劫』とはインドの時間の単位で、極めて長い時間という意味だそうです。

どのくらい長いかと言いますと、百年に一回、天女様が四十里四方(一里は日本では約3.9km、現在の中国では500m)の岩を衣でなでて、それを気が遠くなるほど繰り返し、ついに岩が擦り切れてなくなったときよりも一劫が長いとされています。

これが5回分で五劫です。超壮大なスケールです。

阿弥陀如来様になる前の法蔵菩薩様がそれだけの長い時間、思惟して悟りを開かれたことが正信偈の中には書かれています。

「劫」