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月別アーカイブ: 2022年7月

お盆の行事その3 ~翠光堂仏壇店(大阪)~

お霊供膳

お霊供膳は法事、お正月、お盆、お彼岸などにご用意下さい。お家の方が召し上がられ
るお食事をお供え下さい。基本的には精進料理。厳密にはお肉、お魚、卵、ネギ類はお供
えできません。お魚のお出汁も禁じられています。ただ、現代のご家庭でこれを守る事は
難しいので、お野菜のたき物にはネギ類を、お出汁にお魚を使って頂いても構いません。
お肉やお魚をお供えする場合はお仏壇の中ではなく、外に前机を設けお供えして下さい。
・飯椀…白飯もしくは炊き込みご飯 開眼などの祝事にはお赤飯
・汁椀…お味噌汁もしくはお吸い物
・高杯(たかつき)…酢の物やお漬物
・平椀…お野菜の煮物。五種といわれていますが、こだわらなくても構いません
・壺椀…和え物やおひたし、酢の物
・お箸…お箸を飯椀と汁物の前に、先を左に向け、仏前ではお箸の方を仏様に向けて置く
・蓋…読経の前には蓋は外して下さい
・角打敷…お仏壇にお供えする際は、膳引きに角打敷き、その上に置いて下さい

お盆お飾り一例web_ページ_4

お盆の行事その2 ~翠光堂仏壇店(大阪)~

精霊馬・牛

精霊棚(盆棚)を設け帰って来られるご先祖様専用の場所を用意しますが、その中に胡瓜と茄子で作った精霊馬・牛があります。一説ではお家に帰ってこられる時は足の速い馬に乗り、あの世にお帰りになるときはのんびりと牛に乗って帰られるそうです。お盆の前には家の内に向け、お盆の終わる15 日の夜には外に向けておくようにします。

13日の迎え火

ここ大阪(関西)では一般的に8 月13 日~ 15 日がお盆とされています。(東京や神奈川では一ヶ月早い7月に行う地域もあります。)12 日の夕刻か13 日の午前中に、精霊棚やお仏壇のお飾りを済ませ、13 日の夕刻に提灯に火を灯しお迎えの準備を整えます。そして、家の門口や玄関で迎え火をします。素焼きのホウロクや燃えない容器にオガラを折って積み重ね火をつけて合掌をします。その煙に乗って先祖の精霊が家に戻ってこられると信じられています。
地域によってはお墓までお迎えに行かれます。(前述の通り)家の門前まで来たら、またその提灯の火をオガラに移し、その煙によって精霊棚の結界に迎え入れます。

※火の取扱には十分ご注意下さい。焚かれる場所にもご配慮下さい。

14日と15日

14 日、15 日にはそうめん、おはぎ、あべかわ餅、季節の野菜や果物などをお供えしたりします。また、お盆の三日間はお霊供膳に家族の食事を一緒にお供えして下さい。お霊供膳には精進料理をお供え下さい。厳密にはお肉、お魚、卵、ネギ類はお供えできません。
お魚のお出汁も禁じられています。ただ、現代のご家庭でこれを守る事は難しいので、お
野菜のたき物にはネギ類を、お出汁にお魚を使って頂いても構いません。お肉やお魚をお供えする場合はお仏壇の中ではなく、外に前机を設けお供えして下さい。

送り火と精霊流し

家に迎えた精霊を今度は送り火でお送りします。毎年8 月16 日に行われる京都の大文字の送り火は有名です。
迎え火を焚いた同じ場所で、15 日(もしくは16 日)にオガラを積み重ねて火をたきま
す。その後、精霊棚のお飾りに使ったものや、お供え物をまとめて小舟にのせたり、まこ
もに包み川や海に流し、精霊流しを行います。ただ、最近は環境問題から流す事を禁止している自治体がほとんどです。周辺地域にそれぞれご確認下さい。

※火の取扱には十分ご注意下さい。焚かれる場所にもご配慮下さい。

浄土真宗のお盆

浄土真宗では自分の善や施物を死者に回向するという思想はありません。またあの世へ行った霊魂がお盆に帰ってくるという考え方もありません。よって一般的なお盆かざりや提灯を置かれたりはしません。ただ、故人を偲ぶ機会としてお盆の時期に豪華なお供えや提灯を灯されるお家もあります。ご寺院様のお参りもご依頼頂ければ応じて頂けます。

お盆は地域性や各家庭にもよってかたちや決まりに大きく違いがあります。菩提寺やご親戚にもご相談いただくと良いと思います。ご先祖様への感謝もそれぞれかと思います。
皆様のよいお盆の迎え方をおつくりいただければと思います。当店でご協力できる事がありましたら、何でもご相談下さい。

お盆用品_お祀り一例

お盆の行事その1 ~翠光堂仏壇店(大阪)~

お盆の意味

お盆は盂蘭盆(うらぼん)というのが正しく、インドの言葉で「逆さに吊り下げられた
苦しみ」という意味のウランバナを漢字に音写したものです。
むかし、お釈迦様の弟子の目連尊者の亡き母親が餓鬼道に落ちたのを知り、お釈迦様の
教えに従って多くの高僧たちに供養し、母親を救った仏教説話と日本古来の民俗信仰が結
びつき、今日のお盆の行事になりました。仏様や先祖の恩に感謝し、力強く生きることを
自覚する行事です。

ご家庭でのお飾り

最近はお部屋のスペースに合わせ、コンパクトに精霊棚(盆棚)を設けたり、お仏壇の
中にお霊供膳や季節の初物をお供えされてお盆の飾りとされる方も増えています。お盆提
灯もお部屋やお仏壇の大きさに合わせて、一対もしくは一脚ご用意下さい。

お盆提灯

お家の門口や玄関先でおがらを焚き、迎え火をしご先祖様をお迎えします。地域によっ
てはお墓にお参りをしてローソクの火とともに線香を手向け、その火を盆提灯に移して家
に持ち帰ります。提灯の灯りで道に迷うことなく一緒に家まで導くという意味が込められ
ています。また帰って来られる精霊をもてなす意味もあります。
ただ、安全性の面から実際の火を持ち帰るというのは難しいご家庭も多いと思います。
実際には電池式ローソクや火を提灯に移すフリをしてお迎え下さい。

新盆(初盆)

亡くなられて四十九日を終えられ、初めて迎えるお盆を「新盆(にいぼん)」「初盆(はつぼん)」と呼びます。また一周忌の法要も営まれていない時点でのお盆は、故人への追慕の心も強く当然ふだんのお盆よりお飾りやお供えを盛大にします。
精霊棚には故人の好物をお供えして下さい。盆提灯は本来白無地の物をお使いいただき
ますが、一年だけの使用になるので、最近では色つき、絵柄入りの物を最初からご用意さ
れる事をお勧めしています。

お盆用品_お祀り一例

感染予防対策中です。安心してご来店くださいませ。 ~翠光堂仏壇店(大阪)~

翠光堂仏壇店では、新型コロナウイルス感染症の拡大防止のために、消毒液の設置、徹底した換気、定期的に消毒液による除菌を行っています。また、スタッフの感染対策の徹底も行っており、手洗い・うがい、検温、消毒、マスクの着用を義務付けております。

アクリルパーテーションの設置するなど、感染予防対策を徹底しておりますので、安心してご来店くださいませ。

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対策にご協力いただき本当にありがとうございます。

タイトルなし

翠光堂仏壇店

吹田本店 0120-577-510

阪急淡路駅前店 0120-599-510

お盆用品その2 ~翠光堂仏壇店(大阪)~

お盆用品_ハスの葉

造花のハスの葉です。お供え物(果物や野菜)を置いたり、水の子(ナスや胡瓜をさいの目に切り、洗い米と混ぜたもの)を置いたりします。

お盆用品_小判型供物台

お供え物(果物や野菜)を置く器です。小判型なので、奥行きが浅いので置く場所に困りません。

お盆用品_ほうろく

迎え火、送り火を焚くときに使います。ほうろく(器)とおがらがセットになっています。

お盆用品_仏膳

仏膳は精進料理をお供えする時に使います。お盆だけでなく、法事やお正月にも用います。浄土真宗のお家では仏膳はお供えしません。

お盆用品_ちりめん野菜果物盛り

ちりめん製の野菜と果物の盛り合わせです。ぷっくり可愛い仕上がりです。

作り物のお供え物や造花などは、お考え方によっては敬遠される方もおられると思います。ご家族のご理解も必要かもしれません。ただ、昨今の猛暑が続く夏場に、生物を室内に置きっぱなしにするのも憚られます。近年はこの様な商品を多くお買い求め頂いております。綺麗なまま、安心してお供えできるという意味では仏様も喜んで頂ける…のかもしれません。

お盆お飾り一例web_ページ_1

お盆用品その1 ~翠光堂仏壇店(大阪)~

お盆用品_折畳机定価

様々なお盆用飾りを置く台が必要です。普段はどこかに収納しておくことを考えると、脚が折り畳める机が便利です。机の幅は約60cm。この位ある方が余裕を持ってお飾りできますのでおすすめです。

お盆用品_ちりめん精霊牛馬定価

精霊牛馬はお盆を象徴するお飾りですね。もちろん本物のきゅうりとナスを使って頂いても構いません。
このちりめん製の精霊牛馬はぷっくりと可愛らしく出来ています。

お盆用品_お迎えローソク

ハス型のブロンマローソク。安全に長時間の燃焼が可能です。花芯だけ燃え、花びらがコップ状に薄く残るので火屋(ほや)の様になり安全安心です。

お盆用品_まこも

お飾りをする場所の敷物です。縁取りがされているので、ほつれたりする心配もありません。

お盆お飾り一例web_ページ_1

お盆の行事その3 ~翠光堂仏壇店(大阪)~

お霊供膳

お霊供膳は法事、お正月、お盆、お彼岸などにご用意下さい。お家の方が召し上がられ
るお食事をお供え下さい。基本的には精進料理。厳密にはお肉、お魚、卵、ネギ類はお供
えできません。お魚のお出汁も禁じられています。ただ、現代のご家庭でこれを守る事は
難しいので、お野菜のたき物にはネギ類を、お出汁にお魚を使って頂いても構いません。
お肉やお魚をお供えする場合はお仏壇の中ではなく、外に前机を設けお供えして下さい。
・飯椀…白飯もしくは炊き込みご飯 開眼などの祝事にはお赤飯
・汁椀…お味噌汁もしくはお吸い物
・高杯(たかつき)…酢の物やお漬物
・平椀…お野菜の煮物。五種といわれていますが、こだわらなくても構いません
・壺椀…和え物やおひたし、酢の物
・お箸…お箸を飯椀と汁物の前に、先を左に向け、仏前ではお箸の方を仏様に向けて置く
・蓋…読経の前には蓋は外して下さい
・角打敷…お仏壇にお供えする際は、膳引きに角打敷き、その上に置いて下さい

お盆お飾り一例web_ページ_4

お盆の行事その2 ~翠光堂仏壇店(大阪)~

精霊馬・牛

精霊棚(盆棚)を設け帰って来られるご先祖様専用の場所を用意しますが、その中に胡瓜と茄子で作った精霊馬・牛があります。一説ではお家に帰ってこられる時は足の速い馬に乗り、あの世にお帰りになるときはのんびりと牛に乗って帰られるそうです。お盆の前には家の内に向け、お盆の終わる15 日の夜には外に向けておくようにします。

13日の迎え火

ここ大阪(関西)では一般的に8 月13 日~ 15 日がお盆とされています。(東京や神奈川では一ヶ月早い7月に行う地域もあります。)12 日の夕刻か13 日の午前中に、精霊棚やお仏壇のお飾りを済ませ、13 日の夕刻に提灯に火を灯しお迎えの準備を整えます。そして、家の門口や玄関で迎え火をします。素焼きのホウロクや燃えない容器にオガラを折って積み重ね火をつけて合掌をします。その煙に乗って先祖の精霊が家に戻ってこられると信じられています。
地域によってはお墓までお迎えに行かれます。(前述の通り)家の門前まで来たら、またその提灯の火をオガラに移し、その煙によって精霊棚の結界に迎え入れます。

※火の取扱には十分ご注意下さい。焚かれる場所にもご配慮下さい。

14日と15日

14 日、15 日にはそうめん、おはぎ、あべかわ餅、季節の野菜や果物などをお供えしたりします。また、お盆の三日間はお霊供膳に家族の食事を一緒にお供えして下さい。お霊供膳には精進料理をお供え下さい。厳密にはお肉、お魚、卵、ネギ類はお供えできません。
お魚のお出汁も禁じられています。ただ、現代のご家庭でこれを守る事は難しいので、お
野菜のたき物にはネギ類を、お出汁にお魚を使って頂いても構いません。お肉やお魚をお供えする場合はお仏壇の中ではなく、外に前机を設けお供えして下さい。

送り火と精霊流し

家に迎えた精霊を今度は送り火でお送りします。毎年8 月16 日に行われる京都の大文字の送り火は有名です。
迎え火を焚いた同じ場所で、15 日(もしくは16 日)にオガラを積み重ねて火をたきま
す。その後、精霊棚のお飾りに使ったものや、お供え物をまとめて小舟にのせたり、まこ
もに包み川や海に流し、精霊流しを行います。ただ、最近は環境問題から流す事を禁止している自治体がほとんどです。周辺地域にそれぞれご確認下さい。

※火の取扱には十分ご注意下さい。焚かれる場所にもご配慮下さい。

浄土真宗のお盆

浄土真宗では自分の善や施物を死者に回向するという思想はありません。またあの世へ行った霊魂がお盆に帰ってくるという考え方もありません。よって一般的なお盆かざりや提灯を置かれたりはしません。ただ、故人を偲ぶ機会としてお盆の時期に豪華なお供えや提灯を灯されるお家もあります。ご寺院様のお参りもご依頼頂ければ応じて頂けます。

お盆は地域性や各家庭にもよってかたちや決まりに大きく違いがあります。菩提寺やご親戚にもご相談いただくと良いと思います。ご先祖様への感謝もそれぞれかと思います。
皆様のよいお盆の迎え方をおつくりいただければと思います。当店でご協力できる事がありましたら、何でもご相談下さい。

お盆用品_お祀り一例

お盆の行事その1 ~翠光堂仏壇店(大阪)~

お盆の意味

お盆は盂蘭盆(うらぼん)というのが正しく、インドの言葉で「逆さに吊り下げられた
苦しみ」という意味のウランバナを漢字に音写したものです。
むかし、お釈迦様の弟子の目連尊者の亡き母親が餓鬼道に落ちたのを知り、お釈迦様の
教えに従って多くの高僧たちに供養し、母親を救った仏教説話と日本古来の民俗信仰が結
びつき、今日のお盆の行事になりました。仏様や先祖の恩に感謝し、力強く生きることを
自覚する行事です。

ご家庭でのお飾り

最近はお部屋のスペースに合わせ、コンパクトに精霊棚(盆棚)を設けたり、お仏壇の
中にお霊供膳や季節の初物をお供えされてお盆の飾りとされる方も増えています。お盆提
灯もお部屋やお仏壇の大きさに合わせて、一対もしくは一脚ご用意下さい。

お盆提灯

お家の門口や玄関先でおがらを焚き、迎え火をしご先祖様をお迎えします。地域によっ
てはお墓にお参りをしてローソクの火とともに線香を手向け、その火を盆提灯に移して家
に持ち帰ります。提灯の灯りで道に迷うことなく一緒に家まで導くという意味が込められ
ています。また帰って来られる精霊をもてなす意味もあります。
ただ、安全性の面から実際の火を持ち帰るというのは難しいご家庭も多いと思います。
実際には電池式ローソクや火を提灯に移すフリをしてお迎え下さい。

新盆(初盆)

亡くなられて四十九日を終えられ、初めて迎えるお盆を「新盆(にいぼん)」「初盆(はつぼん)」と呼びます。また一周忌の法要も営まれていない時点でのお盆は、故人への追慕の心も強く当然ふだんのお盆よりお飾りやお供えを盛大にします。
精霊棚には故人の好物をお供えして下さい。盆提灯は本来白無地の物をお使いいただき
ますが、一年だけの使用になるので、最近では色つき、絵柄入りの物を最初からご用意さ
れる事をお勧めしています。

お盆用品_お祀り一例

感染予防対策中です。安心してご来店くださいませ。 ~翠光堂仏壇店(大阪)~

翠光堂仏壇店では、新型コロナウイルス感染症の拡大防止のために、消毒液の設置、徹底した換気、定期的に消毒液による除菌を行っています。また、スタッフの感染対策の徹底も行っており、手洗い・うがい、検温、消毒、マスクの着用を義務付けております。

アクリルパーテーションの設置するなど、感染予防対策を徹底しておりますので、安心してご来店くださいませ。

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対策にご協力いただき本当にありがとうございます。

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吹田本店 0120-577-510

阪急淡路駅前店 0120-599-510