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宗祖降誕会その2~大阪の国産仏壇専門店・翠光堂~

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こんにちは。翠光堂です。

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本願寺の宗祖降誕会へお参りに行かせて頂きました。これは当日配布されていたパンフレット兼、お経本です。注釈に書かれている通り、経文が掲載されていますので、間違ってもこれで仰いだり、床に置いたりしてはいけません。

因みに表紙は玄関入ってすぐの「虎之間」と呼ばれる部屋の襖絵です。加藤清正が退治した虎の皮を、人に着させて描かれたと言われている絵です。これはさっき慌てて調べましたw

今思い返すと、この場所には広く受付が設置されていて、多くのお寺さんが並ばれる中、緊張していたのもあり、全く認識できていませんでした。もっとちゃんと見といたらよかった~ミスった~(-_-;)

待機室に通されますが、終始貴重な物に囲まれています。通して頂いたのは多分「雁の間」雨だったこともあり、照明はあるものの、最低限の灯りで、室内は薄暗く、これがまた独特な趣を出していて、姿勢が正されます。勿論、エアコンなどはありません。真夏じゃなくて本当に良かったw

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もっとバシャバシャ写真を撮ってきたかったんですが、他の来賓の方々は終始お上品だったので、決死の覚悟で撮った「鴻の間」(こうのま)の上段。対面所といわれる場所で、ご門主様とご対面に使われた広間だそうです。

画像の上段と広い下段にわかれています。この対面には南能舞台があります。この能を観る時のベスポジがこの上段になるように配置されているそうです。(詳しくはこちらを参照してください→カメラのナニワさんHP

写真こそ撮っていませんが、玄関から通路、通りぎわに見た間、天井に至るまで、経年によるくすみはありますが、とても豪華な装飾が随所に施されていました。築造当時はさぞ煌びやかでゴージャスな造りだった事が伺えます。お城に近い印象です。(本願寺HPも一緒にみてください

さて、普段は入れない場所でキョロキョロと落ち着きのない時間も束の間、法要の時間になったので、中を通って御影堂へ。法要の始まりです。

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今年の報恩講の画像ですが、御影堂に祀られた親鸞聖人です。

法要は「新制御本典作法 第一種」という作法で執り行われました。今回「正信偈」部分の和讃譜が新たに採譜されたとのこと。確かに今まで聞いた事がない譜でした。より歌を歌っているような、今時っぽいメロディーとでも言いましょうか、新鮮な気持ちでお経を唱える事が出来ました。

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この画像は宗祖降誕奉賛法要、音楽法要といわれる法要の風景です。先の日中法要は大人の人が大半でしたが、こちらは学生さんでびっしり。この法要は、賛歌衆の合唱やオルガンの音色が堂内に響きます。他の宗派には見られない真宗の特徴的な法要の一つです。讃美歌が響く教会と似たものを感じました。この学生さん達は、全国の宗門関係学校(龍谷総合学園)の学生・生徒、中央仏教学院の学院生の1,000名ほどがお勤めされています。

こんなに沢山の若者が静かに正座をして、お参りされる姿を見て、まだまだ未来は明るいな~と勝手に悦に入るおじさんでしたw

この他にも、約200人の雅楽奏者が集まる雅楽献納会も執り行われていました。この時間、お茶席の列に並んでいたので、遠くから聴いておりました。お堂の中にいたらそれは迫力のある演奏だったと思われます。