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高野山 ~翠光堂仏壇店~

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こんにちは、吹田店の海東です。

初詣に高野山へ行って参りました。

1200周年記念事業の壇上伽藍・中門再建が完了していました。

大きくて見事な門です。

正面と裏面の両端には四天王像が安置されています。

正面には左から持国天、多聞天。

こちらの二体は天保14年の火災をまぬがれたもので、中門再建にあたり京都で

解体・修復されてもどってきたようです。(表面には7回漆を塗り重ねたとの事。

裏面には左から広目天、増長天が。

こちらは今回新たに作られた像との事です。

こちらの二体をよく見ると。。。

広目天の胸元にはセミの彫物が。

これはセミが音を遠くまで届ける生物であることから、威嚇の

姿勢を表しているのだとか。

増長天の胸元にはトンボの彫物。

トンボはまっすぐ前にすすむ生物であることから、

決して後ろに退かないという姿勢を表しているそうです。

(帰ってから調べてわかりました^^:)

こうやって壇上伽藍が四天王によって守られているんですね。