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月別アーカイブ: 2025年9月

秋のお彼岸~大阪の国産仏壇専門店・翠光堂~

こんにちは。翠光堂です。

今月9/23は、秋のお彼岸です。

春は春分の日、秋は秋分の日を中日とし、前後各3日を合わせた7日間がお彼岸とされています。中日に先祖に感謝し、残りの6日は、悟りの境地に達するのに必要な6つの徳目「六波羅蜜」を一日一つずつ修める日とされています。(Wikipediaより抜粋)

「暑さ、寒さも彼岸まで」と言いますが、昨今はこの言葉が効かないくらい暑さが長引きますね。今年もまだ暑いんかな~(-_-;)

この時期、お菓子屋さんでもスーパーでも沢山並ぶ「おはぎ」僕は大好きなのでよく食べます。この「おはぎ」、「ぼたもち」とも言います。これ、同じ物をさす言葉なんです。

「おはぎ」は萩の花が咲く秋、「ぼたもち」は牡丹の花が咲く春、季節によって呼び方が変わります。この話は意外と有名なんですが、夏と冬でも呼び方が変わるそうです!!

夏は「夜船(よふね)」冬は「北窓(きたまど)」というそうです。

おはぎ・ぼたもちの中身のお餅は、もち米とお米を混ぜて炊いて、すりこぎで潰して作ります。杵と臼を使った餅つきはしません。
「ぺったんぺったん」音がしないことから、いつついた餅かわからない「搗き(つき)知らず」となり、洒落から夜船と呼ばれるようになりました。
夜は船がいつ着いたかわからない「着き知らず」というわけです。

冬の北窓も「搗き(つき)知らず」の派生で、北窓からは月が見えません。「月知らず」なのです。

お洒落~。覚えとこ!

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お彼岸にご進物用のお線香を~大阪の国産仏壇専門店・翠光堂~

国産仏壇専門店 翠光堂ではご進物用のお線香を沢山ご用意しております。

今回はこの進物に用いる掛け紙や水引のお話しを少しさせて頂きます。

商品をお決め頂いた後、掛け紙や水引、包装を行います。

①商品の決め方

ご予算、ご自身が好きな香り、相手様に合うような香り、様々な決め方があるとは思いますが、どの様なかたちでも相手様を思い選ぶという事には変わりませんので、ご自身の選択に自信を持ってお決め頂ければ一番だと思います。

②上書きとお名前

掛け紙の上書きは「御供」が一般的でどのような場合も通用するのでお勧めしています。

お名前は「相手様に気を使わせてしまう」「大袈裟に見える」と控えられる方がありますが、個人的にはお名前(名字)を明記される事をお勧めします。

貰われた側は、その場で頂いた物の包装を解くことは少なく、後に中を確認する事が多いです。その時に誰から貰われた物かわからなくなり、相手様を惑わすことになります。相手様を思いお供えされるのならば、上書きもお名前も書かれる方が良いと考えます。遺族の方が送り主を思い浮かべ、その人を通じてまた故人を偲ぶ、そこに御供物の大きな意味がある様に思います。

③「内のし」「外のし」

基本は内のしをお勧めします。掛け紙や水引、包装(本来は風呂敷)は日本古来よりありました。内のしは中身を見せず主張をしすぎないという、慎ましやかな日本の考え方にあります。

ただ、送り主様が会社様や団体様などで、その名前が見える方が相手様にとって良い場合は外のしをお選びになる場合もございます。

因みに「のし」や「のし紙」と言いますが、当店が多く扱う「弔事」の場合には「のし(熨斗)」は用いません。

のし(熨斗)とは、右上についているお札の様な物です。本来はのしたアワビから来ているのですが、現代は印刷や形だけの物になっています。

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一般的な認識でわかりやすく「のし」と表現しますが、正式には掛け紙になります。

④水引

水引は当店で扱うお線香で2,000円(税抜)までは掛け紙に印刷したものを使用しています。3,000円(税抜)以上は実際の水引を使用しています。

昔は、贈り物を当時は貴重だった「紙」で巻き、「水引」で結ぶ、という作法が最上の贈り物としての形だったそうです。

↓2,000円商品の水引(印刷)の一例

紙内のし

↓3,000円商品の水引の一例

水引内のし

 

↓弔事の場合、当店では銀色の包装紙でご用意させて頂きます。

水引内のし包装

↓外のしにするとこの様な感じです。

水引外のし 紙外のし

 

⑤お供えの仕方

包装したお線香は紙袋に入れてお渡しします。

実際にお供えに行かれた時、玄関などでお渡しされる場合は紙袋のままお渡し頂いて良いかと思います。

お家の中に通され祭壇やお仏壇の前に行かれたら、お線香をあげさせて貰って下さい。

その際は紙袋から出し、壇や床の上にそっと置いておかれると良いと思います。ローソクに火を灯し、お線香に火を移し、香炉に立てたら静かに合掌をしましょう。

細かな作法や礼儀はあるかもしれませんが、あまり気にしすぎなくても大丈夫です。あなたのお気持ちは十分に相手様に伝わっています。

翠光堂では、専門知識を持ったスタッフが常にお店におります。困った事があったら何なりとご相談下さい。

国産仏壇専門店 翠光堂(すいこうどう)

吹田本店 0120-577-510

阪急淡路駅前店 0120-599-510

お仏壇のお洗濯&リメイク~大阪の国産仏壇専門店・翠光堂~

こんにちは。翠光堂です。

お持ちのお仏壇の経年劣化が気になっておられるお客様が、この時期にご相談に来られる事が多いです。お彼岸の前後に何か良い方法はないかなと尋ねに来られます。

勿論、買替という方法もありますが、代々受け継いできたお仏壇を「自分の代で無くすのは…」と仰られる方は沢山おられます。

そこで「お仏壇のお洗濯」という方法と「お仏壇のリメイク」という方法があります。

洗いイメージQA

「お洗濯」は現在のお仏壇を一度分解し、汚れや塗装を落とし、欠損部分や傷んだ木地を補修し、また塗装や装飾を施し、新品同様に仕上げます。

お仏壇の型や年代にもよりますが、古い物ほどこの「お洗濯」も見込んだ作りになっており、分解がしやすい構造になっています。

今のお仏壇ももしかしたら数十年前に「お洗濯」を施した、代々受け継がれているお仏壇かもしれませんね。

「リメイク」は現在のお仏壇の印象的な部分、例えば欄間や蒔絵などの装飾を活かし、大きさや雰囲気を今のお家や好みに合わせてリメイクします。

例えば伝統型の大きな黒檀の仏壇を、シックでシンプルな家具調上置仏壇にリメイクしたり。職人と入念な打ち合わせを経て、お客様のご要望に出来る限り近いお仏壇を作成可能です。

まずは今のお仏壇を拝見させてください。ご要望に合ったご提案をさせて頂きます。

吹田本店 0120-577-510 阪急淡路駅前店 0120-599-510

兵動大樹のおしゃべり大好き47~大阪の国産仏壇専門店・翠光堂~

こんにちは。翠光堂です。

夏の恒例になってきた「兵動大樹のおしゃべり大好き」の大阪公演。今年は梅田芸術劇場!

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iriちゃんのライブで初めて梅田芸術劇場に入って、次は兵動さんのライブ。一人勝手に推しつながり感じてニヤニヤ。

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大阪公演はいつも前座がゴージャス。今年はなんと笑福亭鶴瓶師匠!恥ずかしそうに一人せり上がってくる姿に、会場全体笑いと歓声と拍手で大盛り上がり。まさか生鶴瓶をみれるとは!

今回大阪公演は二日間あり、僕の行った一日目は鶴瓶さん、二日目は荻野目洋子さん。こっちも見たかった~!

本編の兵動さんの一人喋りは、場所が変わっても変わらず大爆笑。今回もよお笑った~。

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最後に撮影会。今回はこんないい席で観れてました!

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ステージからみんなで記念撮影。こうやってみたら、素敵なホール。ほんで満員。こんだけの人を二時間半笑かし続けるって、すごいなぁ~。

会場でDVDを購入した特典で、アナザージャケットお渡し会にも参加。対面でご挨拶、握手も頂きました。分厚くて大きな手がかっこよかった~。

笑って感動してとても良い休日でした!

ダーツ~大阪の国産仏壇専門店・翠光堂~

こんにちは。翠光堂です。

ふと、時間つぶしにやってみたダーツにはまってしまいました。

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調べてみたら、ダーツバー、ラウンドワン、漫画喫茶、街中ではあらゆる場所でダーツができるんですね!加えてオンラインでの対戦ができたり、自分の成績をアプリに残せたり。スゲ~!

ダーツって、ただ高い点数を取るものだと思っていましたが、301や501からカウントダウンしてきっちり0を目指したり、陣取りの様なゲームだったり、バリエーションも豊富なんですね!もちろん、自分で点数を数えなくても、マシーンがちゃんと数えてくれます。というか、見られているので、外したらしっかりOUTになります。

久しぶりに上達したいという向上心が芽生えましたwとりあえず、初心者用と書かれたマイダーツをポチっときましたwあ~早く投げにいきたーい!!

岡山旅行~大阪の国産仏壇専門店・翠光堂~

こんにちは。翠光堂です。

今回、夏休みを利用して、岡山県の玉野市で宿をとり、香川県の直島や、倉敷市の美観地区、吉備津神社などを巡りました。アートにまみれた二日間となりましたが、大阪からもこんないい所があったんだと、感じられました。

アートモードだった二日間に、iPhoneに入っていた画像を連張りw

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エモいとはこういうことなのでしょうかw

吉備津神社~大阪の国産仏壇専門店・翠光堂~

こんにちは。翠光堂です。

岡山県といえば「桃太郎」この物語のもととも云われる温羅退治のお話が伝わっている神社。温羅という恐ろしい者を退治した「キビツヒコ」を祀る神社です。

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本殿は「吉備津造」といわれる2つの屋根を並べた屋根形式で、唯一のかたちだそうです。

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本殿横からつながる398メートルもある回廊も有名です。途中には温羅の頭を窯で煮たという伝承からきている「鳴釜神事」おこなう御釜殿などにも繋がります。

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この神社は「縁結び・夫婦円満」「安産祈願」「長寿」「金運上昇」など幅広い願いを祈願できます。学業や芸事の祈願をされる方も多いそうです。

僕は一心に「〇運上昇」を願っておきましたw

児島虎次郎記念館~大阪の国産仏壇専門店・翠光堂~

こんにちは。翠光堂です。

大原美術館のあまりにも多い展示に、少し疲れながらも、折角だからと向かった「児島虎次郎記念館」

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ホンマに行って良かった。

旧第一合同銀行倉敷支店のその建物がまずかっこいい。平成28年まで、本当の銀行として機能していたそうです!

一階のホール、僕らが銀行に行くと入れる受付があるスペースは、古代エジプトや西アジアの美術品が展示されています。

二階と三階には、児島虎次郎氏の絵画が展示されています。氏の作品好き~。

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光に色が着いていて、夏の一場面だと思うんですが、涼しさと温かさが共存して、とても心をつかまれる。

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ピンクで艶のある服を着ている女性と、少し暑そうな日向のコントラスト、展示室の赤い壁もあいまってか、熱を感じる絵。(この館は、作品を撮影するのはOKだそうです。ちゃんと確認しました◎)

氏の作品は、どれもそこに温度があって、思わず触りたくなってしまいます。写真は撮っていませんが、幸せそうな家族を描いた「酒津風景」という作品なんかは、秋の肌寒さと西日の温かさがさらに家族を幸せにしている様に感じました。

また観に行きたいなぁ~。

大原美術館~大阪の国産仏壇専門店・翠光堂~

こんにちは。翠光堂です。

倉敷美観地区。前日の直島からアートモードに入っていたので「大原美術館」にも入ってきました。

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倉敷を基盤に幅広く活躍した事業家大原孫三郎が、前年死去した画家児島虎次郎を記念して1930(昭和5)年に設立した、日本で最初の西洋美術中心の私立美術館です。

日本美術のコレクターでもあった孫三郎は、友人でもあった虎次郎の才能と、美術に対する真摯な姿勢を高く評価し、三度にわたる渡欧を促します。虎次郎は、そこで制作に励むかたわら、孫三郎の同意のもと、日本人としての感覚を総動員してヨーロッパの美術作品を選び取るという作業に熱中しました。
明治の気骨を持つ虎次郎の選択は、東洋の感覚と西洋美術の精華との真剣勝負でした。彼は、エル・グレコ、ゴーギャン、モネ、マティス等、今も大原美術館の中核をなす作品を丁寧に選び、倉敷にもたらしました。

明治や大正という時代に、今でも人の心をうつ美術品を熱心に収集し、ただのコレクションで終わらず、自らの美術館を設立したその財力はもちろん、計り知れない情熱は、現代の日本美術のとても大きな基盤になっているんだと、この美術館の建物と、作品群を体感すると自ずと感じられます。

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ここでの入場券で、主に西洋絵画が展示される「本館」、蔵の様な建物に沢山の陶磁器が展示された「工芸・東洋館」先で出てきた児島虎次郎氏の作品が展示された「児島虎次郎記念館」が観れます。めちゅくちゃ価値があるので、美観地区に行かれた際は、ぜひお立ち寄りください。