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日別アーカイブ: 2025年12月6日

出雲大社②~大阪の国産仏壇専門店・翠光堂~

こんにちは。翠光堂です。

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やっと到着。出雲大社の本殿の拝殿です。通常神社のお参りは「二礼二拍手一礼」ですが、出雲大社では「二礼四拍手一礼」がマナーになります。

「一般的には「2礼2拍手1礼」ですが、出雲大社の正式な参拝作法は「2礼4拍手1礼」となります。ご本殿以外のご社殿をお参りの際にも、この作法にてご参拝下さい。 4拍手をする理由ですが、当社で最も大きな祭典は5月14日の例祭(勅祭)で、この時には8拍手をいたします。数字の「8」は古くより無限の数を意味する数字で、8拍手は神様に対し限りない拍手をもってお讃えする作法です。ただし、8拍手は年に1度の例祭(勅祭)の時のみの作法としています。平素、日常的には半分の4拍手で神様をお讃えする4拍手の作法としていますが、お祈りお讃えするお心に差はありません。」出雲大社HPより

最後の「お祈りお讃えするお心に差はありません」の一文が優しいな~。

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裏手からは本殿が見えます。一番高くそびえているのがご本殿です。

拝殿でお参りした後は、グルっと本殿を一周するのですが、右回りがいいそうですよ。両サイドにありますが、十九社という長い社があります。八百万の神様のホテルです。フライングでどこかの神様が来ているかもしれないので、ここもしっかりとお参りさせて頂きました。

本殿の真裏には、素鵞社(そがのやしろ)があり、素戔嗚尊(すさのおのみこと)が祀られた社があります。「稲佐の浜」の貰ってきた砂を納めるのはこの社のたもとです。

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その素鵞社と本殿の間には、本殿の背面に向かって手をあわせるウサギが居ます。「因幡の素兎」(いなばのしろうさぎ)です。大国主大神が因幡の地に赴いた時にウサギを助けたという伝承が古事記に記されています。あとでわかるのですが、境内のいたるところに兎はいて、手を合わせています。

更に進み本殿向かって左側面の西側へ。この塀沿いに本殿に向かってお賽銭箱が置かれています。塀に?という場所になるんですが、これがとても大切なお参り場所。

本殿の入り口は南を向いていますが、御神座は東を背にし、西を向いています。この位置はその御神座と真正面に向かうことになります。拝殿などでは、今までの御礼をしましたが、ここでは自分のお願い事をしていいそうです。この前に居た時間が一番長いかもwしっかりとお願いしてきました。

最後に拝殿でもう一度お参りをし、お守りやお札を賜り、お参り終了~。

余計な話かもしれませんが、お参りする社が一周するだけでも沢山あります。それぞれに祀られている神様が違うので、順番にお賽銭をしていると、すぐに小銭がなくなります。出雲大社へお参りの前には、小銭を沢山作っておくのをお勧めしますw

稲佐の浜に居た時は、雲が多かった空が、拝殿に着いた時は画像の通り晴れやかな秋空。東から差す日は、ウサギ達を明るく照らしていました。神様が歓迎してくれた感じがして、何か良い事ありそう!