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秋のお彼岸 ~翠光堂仏壇店(大阪)~

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こんにちは。翠光堂です。

今日9/23秋分の日は、お彼岸の中日です。

春は春分の日、秋は秋分の日を中日とし、前後各3日を合わせた7日間がお彼岸とされています。中日に先祖に感謝し、残りの6日は、悟りの境地に達するのに必要な6つの徳目「六波羅蜜」を一日一つずつ修める日とされています。(Wikipediaより抜粋)

「暑さ、寒さも彼岸まで」と言いますが、今日なんかはまさにそれで、先日の台風のお陰で暑さが何処かに行ってしまいましたね。

この時期、お菓子屋さんでもスーパーでも沢山並ぶ「おはぎ」僕は大好きなのでよく食べます。この「おはぎ」、「ぼたもち」とも言います。これ、同じ物をさす言葉なんです。

「おはぎ」は萩の花が咲く秋、「ぼたもち」は牡丹の花が咲く春、季節によって呼び方が変わります。この話は意外と有名なんですが、夏と冬でも呼び方が変わるそうです!!

夏は「夜船(よふね)」冬は「北窓(きたまど)」というそうです。

おはぎ・ぼたもちの中身のお餅は、もち米とお米を混ぜて炊いて、すりこぎで潰して作ります。杵と臼を使った餅つきはしません。
「ぺったんぺったん」音がしないことから、いつついた餅かわからない「搗き(つき)知らず」となり、洒落から夜船と呼ばれるようになりました。
夜は船がいつ着いたかわからない「着き知らず」というわけです。

冬の北窓も「搗き(つき)知らず」の派生で、北窓からは月が見えません。「月知らず」なのです。

お洒落~。他にこんな風に季節で呼び方が変わる物あるのかな?

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