こんにちは。翠光堂仏壇店です。
「過去帳」はそのお家の先祖を書き記す記録帳です。真宗系ではお仏壇にお位牌を祀らず、この過去帳をお祀りされます。その他の宗派でも、お位牌とは別に過去帳をご用意され、亡くなられた方を順に書き込んでいき、大切に祀られたり保存されたりしています。
よく見かけるのは、画像の様に金襴生地で赤や紺の過去帳が多いです。お位牌とは少し意味合いが変わってきますが、ご家族を亡くされた方はこの過去帳への想いも強い方が多くあります。故人様への印象が残るものや、他とは違った特徴的な過去帳をお求めになられる方が多いです。
今回は表紙に蒔絵を施した綺麗な過去帳「上蒔絵過去帳」
黒塗りに金で縁を作り、表面に蒔絵が施されています。
過去帳の多くは表紙が布張りなのですが、こういった木製で、蒔絵が施されたり、木目を生かした表紙のタイプもございます。この木製タイプは表紙に彫り文字や書き文字を入れる事もできます。「○○家過去帳」や「○○家先祖代々」と入れます。
施主様の苗字が入っているので、全部はお見せできませんが、上下の蒔絵とあいまって、とても格式高い良い雰囲気の過去帳に仕上がります。これから末永くお持ちいただく過去帳。更に特別感が増します。
お仏壇を持たれないお家にも、こういった象徴的な物があると、ご家族の集まる場や故人を偲ぶ場として、大切な場所を作る事ができます。柄やデザインも様々ご用意しておりますので、一度お店でご相談ください。
文字彫をご依頼の場合は、納品に10日間ほどお時間を頂戴します。予めご了承ください。
翠光堂仏壇店
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