こんにちは。翠光堂です。
現在公開中の映画「みらいのうた」を観に行ってきました。
THE YELLOW MONKEYのボーカリスト、吉井和哉さんと、その吉井さんを音楽の道に導いたURGH POLICEのボーカリストEROさんを中心にとらえたドキュメンタリー映画です。
30年前に大阪城ホールの二階席で、こんなかっこいい世界があるのかと心を掴まれ、のめり込み追いかけたTHE YELLOW MONKEY。一度解散し、再び集結し、バンドを再開。その時にはもうあの頃の情熱は小さくなっていて、遠目で観ていました。
今回のこの映画、何をみせられるのかと怖い物見たさ的な感情を半分、観とかないと後悔するかもしれない半分で観に行きました。
吉井さんは終始かっこいい。年はとったけどスタイルも振舞や素振りもとても目を惹く。内視鏡を鼻から入れられている姿までかっこ良く感じてしまった(笑)復活のステージでの金魚の様なスーツ（褒めてます）は、吉井和哉しか着れない。めちゃくちゃかっこよかった。EROさんは脳梗塞を患って、後遺症と向き合いながらの生活。はじめは若かりし頃を置いていけないおじさんかと思ったけど、最後にはそのスタイルがかっこよく、羨ましくも感じた。
TYMS PROJECTの青木さん。今のTHE YELLOW MONKEYをコントロールしているボス。多分僕と同世代。THE YELLOW MONKEYを愛しつつも、俯瞰でみて、彼らのかっこよさと現代を繋いでいる方。僕はおこがましいですが、多分勝手にこの人に感情移入をしていたと思います。なんというか、吉井さんを単なるビジネスパートナーではなく、そこは勿論だけど、尊敬と敬愛が常にセットというか、映画を観ている多くのファンの最前列にいるという感じ。
本当に観に行って良かった。夢を追ったことがある人には必ずぶっ刺さる。夢なんて大げさじゃなくても、青春と呼べる記憶にある人は必ず刺さる。それは思い出ではなく、今と未来の自分にきっと生きている。これは観た人が生きていく為の映画でした。
エンディングテーマになっている「みらいのうた」が凄くいい。改めて予告を観てもう一回泣いてます(´；ω；`)ｳｩｩ
双葉社のTHE CHAGEに吉井さんのインタビューが掲載されていました。映画を観て読むと、これまた良い。しみる。
