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ミュージカル「ゴースト&レディ」~大阪の国産仏壇専門店・翠光堂~

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こんにちは。翠光堂です。

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現在、大阪四季劇場で上演中の、劇団四季ミュージカル「ゴースト&レディ」を観てきました。

『ゴースト&レディ』の元ネタは、藤田和日郎(『うしおととら』『からくりサーカス』の作者)の漫画『黒博物館 ゴースト アンド レディ』で、近代看護の母フローレンス・ナイチンゲール(フロー)と、彼女に付きまとう劇場に現れるゴーストグレイ(実在の噂があるシアターゴーストがモデル)の物語を、劇団四季がミュージカル化した作品です。原作は史実を基にした伝奇アクションで、ミュージカル版では「愛」と「生きる力」に焦点を当て、二人の絆をロマンチックに描いています。

ネタバレするので、観に行く予定の人はここで閉じてください。

またまた、素晴らしい作品をみせて頂きました。ストーリーも役者さんも演出や舞台装置、音楽も、全てが心を大きく揺らされました。

僕らの世代は、漫画世界史とかの一冊に「ナイチンゲール」があり、現代看護の礎を築いた女性というのは何となく頭にありました。当時は、看護婦(劇中ではこう表現されていますのでそのままに)という職業は、貧しく卑しい女性のつく職業。不潔で喜んでするような仕事ではないとされていたそうです。

加えて、戦争や軍隊は男の世界。看護婦といえども、女性が来る場所ではないというのが常識の世界。そこを自分の信念と深い愛情で切り開いたのがナイチンゲール。夜な夜なランプを片手に、病室を回り、患者の様子を隈なく気にかけた。「ランプの貴婦人(レディ)」という異名は有名です。その大きく揺るがない志は、悪魔に魂を売ったじゃないけど、ゴーストに取りつかれでもしないと常人には出来ない。

時代はクリミア戦争。記者によりナイチンゲールは「クリミアの天使」と称讃されます。この「クリミア」という地名は現代でもよく耳にします。ロシアとウクライナの間で翻弄されている、あのクリミアです。150年以上経っても、同じ土地を巡って戦争を繰り返すのか。。。

ラストの沢山のランプは、ナイチンゲールの意志を受け継いだ看護の世界で活躍している人々の魂なのかなと。雄大な音楽と併せた目の前の景色に涙が止まりませんでした。

僕の語彙力では到底伝えれない素晴らしい作品です。(二回目)大阪公演は5月までです。是非観に行ってください。

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レディゴースト

原作の藤田先生も大絶賛ですw