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報恩講。 ~翠光堂仏壇店~

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こんにちは!高橋です。

浄土真宗の年間で最も大きな法要「報恩講」に参詣してきました。
「報恩講」とは、浄土真宗の開祖である親鸞聖人の命日に、
親鸞聖人に対し恩に報い感謝をする法要です。
11/28を基点として、全国の浄土真宗の寺院で行われます。
本山では一週間も行われているそうです。
(歴の数え方等で1月に行う寺院もあります。)

報恩講

内容としては、30分程の念仏と40分位の法話が二回ありました。
僕は今まで浄土真宗の法要に出た事がなく、お経を聞いたことがありませんでしたが、
この時唱えられた正信偈は、とても節が大きく歌を歌っているような感覚でした。
といっても一定のパターンで節が回っているので、僕でも経本を追いかけながら
一緒に唱える事ができました。

法話とは、仏教の教義、信仰の在り方、功徳などを説く話の事です。
浄土真宗では、特にこの法話を大切にされているそうです。
この日は、親鸞聖人の命日という事もあってか、
「死」にまつわるエピソードが中心になっていました。
内容はもちろんですが、話方や声のトーンがとても心地よく、スッと心に響いてきました。
数時間の事でしたが、とても良い経験をさせてもらいました。

報恩講

来年は、親鸞聖人の750回忌であり、大遠忌法要と称された大々的な法要になるそうです。
宗派や御布施も特には必要なく、誰でも参詣できるそうです。
皆さんも機会があれば、覗かれてはいかがでしょうか。