日別アーカイブ: 2020年12月19日

こんにちは。翠光堂の髙橋です。

先日、テレビではやぶさ2の画像観測責任者で東大の杉田教授（画像一番右）が出演されて、はやぶさ2の成し遂げた偉業を解説されていました。

”はやぶさ2”が小惑星”りゅうぐう”に2回もタッチダウンをし、地表と地中の欠片を持ち帰った。なぜ二回なのか、りゅうぐうにタッチダウンが如何に難しい事なのか、3億㎞も離れた所との交信の難しさ、様々なことを惜しげもなく語っておられました。その時の喜々とし楽しそうな語り口調は、宇宙に目を輝かせた少年の様に感じました。

ノーベル賞を獲ったような人達もそうですが、本当の研究者といわれる人たちは、決して饒舌ではなく、朴とつとして、その世界に入り込む事に非常に喜びを感じている人が多い。あ～こういう良い人達が日本の宇宙産業をひっぱっているんだ。なんか嬉しいなあと感じました。

番組の最後に、杉田教授は”応援で勇気もらった”としてこう述べた。

「海外の研究者から”日本は羨ましい。あんなに応援して純粋に喜んでくれている。そういう人たちが一杯いる国で本当に羨ましい”とよく言われる。皆さんそれを誇りに思ってくれるといい」

ぐぐぐっと胸が熱くなりました。世界も注目する偉業を成し遂げたにも関わらず、驕ることなく日々こつこつと研究を積み重ねるこの方々を心から応援し、一緒に喜びたいと思います。